和竿を自作 作り方備忘録

和竿を自分で作りたくなって書籍を読んだり、動画を見て少しずつ和竿自作を進めています。

新型コロナウイルスで仕事がほぼすべて無くなってしまって、気が滅入りそうになりますが、ういた時間で和竿作りを進めて気晴らしします。

田舎なので、堤防にも平日なら全く人がいないので、毎日、一時間釣りに行ってます。

ただ、この4月のシーズンにはヘチ釣りでチヌやヘダイ、真鯛は釣ったことがなくて・・・。

普段、3月~5月上旬が仕事で一番忙しい時期なので釣りどころではなかったのです。

けれど、今年は時間があるので行ってみましたが、チヌやヘダイ、真鯛は釣れないです。

7月~11月ならば、1時間行けばほぼ必ずチヌかヘダイ、真鯛の40センチ以上のサイズが釣れるのに。

カニでやってもイガイ、イガイ団子でもダメです。

釣りの備忘録は別ページに書くとして、和竿作りの備忘録を書いていきます。

竹は布袋竹を用意しました。本当は3年乾かしたほうがいいのですが、待てないので半年乾かしたものを使います。

それにしても、布袋竹は、なかなか無いですね。自分で、借りた山に植えて育てようかと思います。

布袋竹で自分の竿の好みに近いかもと思って入手しておいたのが7本あるんですが、穂持ち用、持ち手上用で。

でも、切り組してみようと思ったら物足りなかったです。

まず、3本がテーパーがあまりなくてひょろ長かったので、組んでみようと思ったけれどやはり太すぎでした。

ヘチ竿を作りたいので、穂持ちの上の直径が4mm~6mmくらいがいいかと思っていましたが、竹の曲がり具合を見て、6mmにします。

それでも、節間が長い布袋竹では柔すぎますね。チヌだけを相手にするなら軟調竿としていいかと思えるのですが、真鯛の60センチとかも余裕でかかるので、軟調すぎます。

なので、根本が太く長い布袋竹の先を穂持ちとして使うのではなくて、細くしっかりとして布袋竹のテーパーがきいていて、節間が短くて直径が6mmのものを使わないといけないなと思いました。

柔すぎるからと直径を6㎜よりも太いものにすると先端に使うグラスソリッドの直径があわなくなりますね。

安い既製品のヘチ竿の硬調子と軟調子を使ってますが、硬すぎて真鯛のつっこみの衝撃を吸収してくれずに、60センチクラスがかかっても全然曲がらない竿と柔すぎてアラカブでも曲がりすぎるで使いづらいのとあります。

穂先は、柔らかくチヌなどが違和感を感じることもないもの。

穂持ちはビシッとしていて、合わせにしっかりかかり、バッドパワーもありつつ、大型がかかった時に、しっかりと曲がり、ショックを吸収してくれるものが欲しいです。

シマノのリンユウサイヘチスペシャルが、ベンディングカーブもサイトに出しているので、このような曲がり方になるのが理想かと思って、500gのものをつるして穂持ちで試してみましたが曲がりすぎでしたね。

曲がって楽しめる竿がいいとも思って和竿を作るのですが、曲がりすぎても大型の真鯛が来た時に困るので、布袋竹のしっかりとしていいものを使うか、丸節竹にする必要がありますね。

丸節竹のほうが、カーボンロッドのようにビシッとしているということですし、布袋竹よりも入手しやすいようなので、来年は丸節竹でもヘチ竿を作ります。

とりあえず、半年乾かした竹で1本はヘチ竿を作るんですが、

設計図を考えました。

穂先 グラスソリッド 60センチ(20センチ埋め込み?)先径0.5mm 元径5.5mm

 

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