和竿(竹竿)自作③ 矯め(火入れ)前の下仕事(息抜きなど)

矯め(火入れ)前の下仕事として息抜き、芽取り、竹洗い。

息抜きのたけの剣先錐は、販売もしていますが、1本数千円なので、自分で作ることをおすすめします。

プロの和竿職人さんたちも自分で剣先錐を作る方が多いそうです。

針金はピアノ線などの先を火であぶってハンマーで叩いて、先をヤスリで整えます。

2mmの針金やピアノ線がおすすめだそうです。長さは100cmはいりますね。

火であぶってハンマーで叩いた後にすぐに油に入れたほうがいいって方もいます。

芽取りは、よく切れる小刀などで行います。和竿職人さんたちはキシャギというものを使います。

私は、鹿児島の刀鍛冶の末裔の人が包丁などを販売しているところで購入しようと思っています。

家でもその包丁を使っているのですが、切れすぎて、50cmのチヌの中骨も抵抗なく切れます。

あまりの切れ味で爪も抵抗なく切れますし、自分の指を切ったのに気が付きませんでした。本当に切れる包丁って痛みも感じないんですね。

それから、矯めに使う矯め木を作ります。

本には設計図も書いているんですが、いまいちわかりにくいんですよね。

竹の太さにあわせて矯め木を使い分けるのでたくさん必要なんですが、これでいいのかわからないので、何回もつくってます。

はっきりと自分でも分かったら設計図をこちらのページに追記します。

ここで必要な道具は、

2mmの針金やピアノ線 100cm

ハンマー

IHの方は、ライターなど。

キシャギもしくは、よく切れる小刀

矯め木用の木材 桜、樫などの固い木材。 つくる和竿の太さに応じて必要な分。

矯め木製作のためのノコギリ、ヤスリ

竹洗いのためのクレンザー、たわしなど

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